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2017.06.01

協働する次世代家電。キーとなる要素は音声認識
ファッションレコメンデーションや、音声操作も可能に

全自動衣類折りたたみ機として業界の話題となった「laundroid(ランドロイド)」に関するメディアイベント「laundroid world 2017」が開催された。

「ランドロイド」は“世の中にないものを創り出す技術集団”を自負するセブンドリーマーズが、画像認識、AI(人口知能)、ロボティクスなどの技術を集約して産み出したプロダクトだ。2017年3月には、その性能を身近に感じられるlaundroid café(ランドロイド・カフェ)が発売に先駆けて表参道にオープン。イベント開催日である5月30日より購入予約を開始した。

今回のメディアイベントでは、女性のデイリーウェアの月額レンタルサービスを行っている「エアークローゼット」と、コネクテッドハードウェアの企画、開発、販売などを行っている「Cerevo(セレボ)」との協働が発表された。

ランドロイドが衣類コンシェルジュに

ランドロイドはダイヤルでの操作のほかに、iOS、Android対応の専用アプリケーションを使ってスマートフォンから操作可能。このアプリケーションに誰のアイテムかなどの衣類情報を登録すれば、オンラインクローゼットとして、誰がどのアイテムを持っているのか一目でわかるようになる。また、衣類の着用頻度をアプリ上で可視化できるようになるため、買い替えどきや、一度も着なかったものの断捨離もできる。

エアークローゼットと協働したことで、ランドロイドに衣類コンシェルジュ機能も追加予定だ。例えば合わせる服がなかなか無く、着用頻度の少ないパンツ。似合いそうなトップスなどを用意したいと思ったら、アプリケーション上からエアークローゼットのスタイリストに相談できる。プロのスタイリストがそのパンツにあったトップスなどを選んで、自宅まで発送してくれる。持っているアイテムに対して、画像やコメントなどで提案することも考えているという。また、アプリケーション上で持っているアイテムを把握できるので、普段着ないようなアイテムにあえて挑戦するようなことも可能となっている。
 

スタイリストが選んでくれたアイテムが自宅に届けられる

IoTガジェットとの連携や音声認識による操作も

ランドロイドはダイヤルでの操作のほかに音声認識による操作もできる。Cerevoとの協働では、話しかけると自動で点灯するロボット・デスクライト「Lumigent(ルミジェント)」経由で、ランドロイドにオン/オフなどの操作を支持できるよう、連携が進められている。

Cerevo代表取締役、岩佐琢磨氏(以下、岩佐氏 写真左)と、ランドロイド代表取締役社長、阪根信一氏(以下、阪根氏 写真右)がLumigentに話しかけている様子

「今年の後半は日本でも音声認識が確実にフィーバーする。過去にも音声認識が注目されることは何度かあったが、これまでのものとは大きく異なるだろう」とCerevo代表取締役の岩佐琢磨氏(以下、岩佐氏)。

音声認識がスマートフォンの次のプラットフォームになるのではないかと言われている昨今。今後はランドロイドも、Lumigentだけではなく音声認識機能を備えた様々なデバイスと連携していくことが期待できる。

協働はスタートアップならではのスピード感で決定

阪根氏は今回の協働の経緯について、お互いの活動について知っていたことや、求めるものが共通していたということもあり、スタートアップならではのスピード感で話が進んだと語る。

岩佐氏とは今年に入り、サンフランシスコ出張で偶然会って意気投合し協働が決定。また、天沼氏とは今年に入って行われたスタートアップイベントで知り合い、その1週間後にはランチミーティングを行ったという。そのままの流れで、一気にコラボレーションが実現し現在に至る。

左からエアクローゼット代表取締役CEO、天沼 聰氏、セレボ代表取締役、岩佐琢磨氏、ランドロイド代表取締役社長、阪根信一氏

現在発表されている想定価格は185万円(税別) からと高額だが、将来的には食器洗い乾燥機と同等の価格帯を目指す。今後も家庭内のあらゆるIoT機器との連携し、ロボットと人の新しい関係を築いていくというランドロイド。“常に進化を続ける家電”として、どのような変化を遂げていくのか楽しみだ。

関連記事:全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」の体験型カフェが表参道に誕生

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