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テクノロジー
2017.11.10

Amazon Echo登場、変わるスマートスピーカー勢力図
世界シェア1位、Amazon Echoがいよいよ日本に上陸する

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11月8日(水)、Amazon.co.jpはAIアシスタント「Amazon Alexa」を搭載したスマートスピーカー「Amazon Echo」、「Echo Plus」、「Echo Dot」を日本国内で展開することを発表した。同日より、Amazonプライム会員を対象に招待制での予約販売受付が開始されており、11月13日(月)週より出荷が開始される予定だ。
かねてより日本発売が待ち望まれていた「Echo」シリーズ。それぞれの価格は以下の通りだ。

・Amazon Echo:11,980円(税込)
・Echo Plus:17,980円(税込)
・Echo Dot:5,980円(税込)

Amazon Echoは3種の中で最もオーソドックスなスマートスピーカー。遠隔音声認識技術により、部屋の様々なところから話しかけてもきちんと反応してくれる。

Amazon Echo(画像はプレスリリースより引用)

Echo PlusはEchoが持つ機能に加えて、スマートホームハブを内蔵している。対応のスマートホームデバイスを持っていれば、Echo Plusを通して音声での操作が可能となるのだ。

Echo Plus(画像はプレスリリースより引用)

コンパクトな見た目で価格も手ごろなEcho Dotでも、Amazon Echoでできることは一通りできる。主に異なるのはスピーカーのパワー面だ。音質にこだわるのなら上位機種を用いるか、Echo Dotに外部スピーカーを繋げるのが良さそうだ。

Echo Dot(画像はプレスリリースより引用)

また8日(水)より音楽配信サービス「Amazon Music Unlimited」の提供も開始されている。月額980円(Amazonプライム会員は月額780円)で4000万曲以上の楽曲が聴き放題になる同サービスは、もちろんEchoシリーズの頭脳であるAlexaにも対応している。

Amazonの音楽配信サービスというと、以前からプライム会員特典の一つである「Prime Music」があった。しかしこちらの配信楽曲は約100万曲と、先行するライバルスマートスピーカー対応の配信サービスに比べ、楽曲数の上で大きくリードを許していたという事情がある。
だが、Amazon Music Unlimitedの4000万曲というのは、Googleの「Google Play Music」やLINEの「LINE MUSIC」、世界最大手の「Spotify」に並ぶ楽曲数(いずれも約4000万曲)だ。

それぞれのサービスで配信中の楽曲やアーティストが完全に一致しているわけではないため、単純に曲数だけで音楽配信サービスを評価・判断することはできない。しかし、約100万曲から約4000万曲の差は大きい。主にスマートスピーカーで音楽を聴きたい、と考えているユーザーにとっても、Echoシリーズは魅力的な選択肢となっただろう。
 

向かうところ敵なし?世界シェア一位の貫禄とは

もともと、海外のスマートスピーカー市場で圧倒的な存在感を放っていたEchoシリーズ。他のスマートスピーカーと大きく違うのは「できること」=「スキル」の多さと言われていたが、日本版Echoも発売時から250以上のスキルが提供されることが明らかになった。

先行する「Google Home」や「Clova WAVE」対応のradikoはもちろん、多種多様な企業からスキルが提供される予定だ。Alexaのスマートフォンアプリで「スキル」セクションを開き、使いたいスキルを有効にすれば、どんどん自分仕様のEchoにカスタマイズしていくことができる。
例えばクックパッドで公開されているレシピを活用して夕食の準備をしたり、JOYSOUNDのスキルを使ってリビングでカラオケを楽しんだり。NAVITIMEのスキルで目的地までの乗換情報を検索したり、JR東日本のスキルで新幹線の運行情報を確認したりといったことができる。

加えて実用面だけでなく、人気キャラクター「ピカチュウ」とのコミュニケーションを楽しむことができる「ピカチュウトーク」やバーチャル・シンガー「初音ミク」と会話できる「Hey MIKU!」など、ユニークなスキルも提供予定となっている。前者は2017年度中、後者はAmazon Echoの出荷開始より順次、提供が開始される予定とのこと。こうしたスキルはEchoが幅広い年代に受け入れられ、スマートスピーカーという見慣れない製品が家庭内に溶け込んでいくきっかけになりそうだ。

 

画像はクリプトン・フューチャー・メディアのニュースリリースより引用

満を持して登場するAmazon Echo。発売前から圧倒的なポテンシャルを見せつけ、これまで同ジャンルの製品を買い控えていた層にも十分以上にアプローチできたのではないだろうか。

「本命」の登場により、いよいよ国内のスマートスピーカー市場でも本格的にシェアの奪い合いが始まりそうだ。

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