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テクノロジー
2017.11.03

ソニーのペットロボット「aibo」、12年ぶりに復活
一世を風靡した犬型ロボット、進化した技術を詰め込んで再登場

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ソニーは11月1日(水)、進化した自律型エンタテインメントロボット「aibo」(以下。アイボ)を販売すると発表し、同日の午前11時過ぎより予約を受け付けていた。

アイボは、1999年にソニーより販売開始されたペットロボットシリーズ。2006年に惜しまれつつも製造中止となり、公式な修理対応も2014年3月末に打ち切られた。

時事通信によると、今回の初回販売分は予約開始から約30分で完売したとのこと。アイボ本体価格は直販サイトで198,000円(税抜)と決して安価ではないが、それだけ待ち望まれていたということだろう。

今回約12年ぶりの復活となるアイボだが、その間にロボット技術は大幅に進化しているはず。最新技術を取り入れたアイボは、前世代からどう進化したのだろうか。

早速、特徴を見ていこう。

画像はプレスリリースより引用

ぱっと見のデザインは好き嫌いが分かれるところだろうが、実際に動いている様子を見るときょろりと動く瞳が愛らしい。動きも非常になめらかで、かなり本物の子犬のそれに近い。

New story with aibo

この動きに関して、ソニーは超小型1軸・2軸アクチュエーターを自社開発し、コンパクトなボディに計22軸の自由度を持たせることで、滑らかで柔らかな身体の駆動を可能にしたと発表している。また多彩な感情を繊細に表現するため、瞳には2枚のOLEDを採用したとのことだ。

また、アイボはオーナーからの呼びかけを待つだけでなく、自分からオーナーに能動的に働きかける。かけられた言葉やオーナーの笑顔、頭や背中をなでられたことなどを感じ取り、オーナーが喜ぶことを学んでいくというのだ。オーナーからの愛情を感じるとアイボからもより深い愛情を返すようになるなど、時を重ねるごとに関係性が熟成されていく。

この絶え間ない変化は、ソニー独自のAI技術によって実現されている。クラウド上のAIと本体に搭載されているAIを連携させることで、アイボをより賢く進化させることを可能にしているのだ。
 

気になる月々の「餌代」や「医療費」は

さらに本体発売日の2018年1月11日(木)には、専用のスマートフォンアプリケーションや周辺アクセサリーのリリースも予定されている。

専用アプリケーションの「My aibo」では、本体設定やオーナー情報へのアクセスといった基本機能に加えて、撮影した写真を閲覧できる「aiboフォト」やアプリケーション上のアイボとふれあえる「aiboとあそぶ」、アイボのふるまいを追加できる「aiboストア」などが利用できるとのこと。

専用アクセサリーの「アイボーン」は骨型のおもちゃ。実際の子犬が使うおもちゃのように、アイボに与えて遊ばせるためのものだろう。

「アイボーン」。画像はプレスリリースより引用

それから、アイボを使用するには「アイボベーシックプラン」への加入が必須となる。月額にすると最大で毎月2,980円(税抜き)かかるため、この辺りも賛否が分かれそうだ。ベーシックプランに加入することではじめて、前述のAIや専用アプリなども含めたアイボの全ての機能を使用できるようになるとのこと。さらに、故障や事故などで修理が不可能な場合でも、クラウドにバックアップされたデータを新しいアイボに復元するサービスが提供される予定だ。もしもの時のことを考えると、大半のユーザーが利用したいサービスだろう。

12年前とは違いクラウドサービスが当たり前になった今、ペットロボットも常時通信することで、生物のように継続的な成長が可能となったのだ。

一方、不具合や故障が発生した際に修理代が割引となる「aiboケアサポート」への加入は任意。こちらは月額にすると最大1,667円(税抜き)。加入していると修理代(診察費、パーツ代、破損・消耗部品交換)と「健康診断」代が半額になる(いずれも送料・消費税別)。「餌代」や「医療費」として安いとみるか高いとみるか、こちらも意見が割れそうなところだ。

画像はプレスリリースより引用

ハード的にもソフト的にも、前モデルから大幅に進化したアイボ。ソニーがペットロボット市場を切り開き、牽引していた頃の貫禄を示すことができるのか。注目が集まる。

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