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テクノロジー
2017.09.29

自分から提案してくれる。賢いお気遣いロボット登場
「BOCCO」のユカイ工学が新たに次世代型ロボットを発表した。

ユカイ工学株式会社は9月26日(火)、東芝映像ソリューション株式会社の音声対話デバイスの技術を活用した、音声認識ソリューション「A/UN (アウン)」を使用した次世代型の音声認識ロボット「こだま」の受託・開発を開始すると発表した。

10月3日から6日にかけて開催される「CEATEC JAPAN 2017」で、こだまのデモンストレーションサンプルが展示される予定。

東芝映像ソリューションが持つ音声対話デバイスの高い技術力と、ユカイ工学が持つロボットノウハウとデザイン力を掛け合わせ、企業やプロジェクトのロボット開発をサポートしていくとしている。

こだまに使われている音声認識ソリューション「A/UN」は、人の声やセンサ上のデータを認識し、ロボットやインターフェース側から人に対して家電やIoTデバイスの操作を提案するという「心づかいができる」機能を搭載しており、従来型ロボットと対話する際に生じていたストレスを解消する音声認識ソリューションだ。

A/UNによって解消されるストレスというのは、大きく分けて2つあるという。

1    心づかい機能
ロボットやインターフェース側から、家電やIoTプロダクトの操作を提案する。これまでのロボットは、直接「扇風機つけて」「エアコン消して」など具体的な指示を出すか、あらかじめ温度などの条件を設定しておいて、自動で操作するなどの方法が主だった。一方「A/UN」なら、たとえば室内にある温湿度を感知するセンサが特定の温度に達すると、こちらからアクションを起こす前にロボット側から『扇風機をつけましょうか?』などのサジェスチョンワードを発話してくれる。それに対し、ユーザーは「お願い/はい/つけて…等」と答えることで操作できるのだ。これにより、ロボットによる「心づかい」を表現することが可能になる。

2    割り込み指示機能
ロボットの発話中に「割り込み指示」ができるようになる。
これまではロボットの発話中に人間が指示をしても認識できなかったので、ロボットが話し終えるのを待つ必要があった。「A/UN」を使えば発話中のロボットに対して新たな命令を伝えても認識する「全二重対話(割り込み/barge-in)」ができるようになり、より自然にロボットへ指示を出すことが可能になるとのこと。

見た目の可愛らしさが印象的なこだまだが、人間の指示待ちにならず自分からお伺いを立ててくれるということで、愛着が持てる以上に実用的なロボットになりそうだ。

また、ロボットの発言を遮ってユーザーのペースで声をかけても聞き取ってくれるというのも「痒いところに手が届く」対応と言えよう。

見守りロボット「BOCCO」や数年前様々なメディアに取り上げられ話題になった「Necomimi」など、デザインのかわいさに留まらないユニークな製品を数々打ち出してきたユカイ工学。今回東芝映像ソリューションとのコラボレーションでどんな化学反応が起こるのか、期待がかかる。

また、ユカイ工学は9月27日(水)に猫の尻尾のような新製品「BOCCO」のティザーサイトも公開している。動画を見る限り、シュールではあるが可愛らしくもあり、自然と手が伸びてしまいそう。こちらもCEATEC JAPAN 2017で展示されるとのことで、具体的な使用シーンなどを含め、続報が待たれるところだ。

「BOCCO」ティザーサイトより

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