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コミュニケーション
2017.09.28

Twitterの文字数拡大から日本語が外されたワケ
日本語・中国語・韓国語“以外”の言語を対象に試験的に140文字から280文字に拡大

Twitter Japanは2017年9月27日、1投稿につきTwitterに投稿できる文字数の制限を従来の140文字から280文字に拡大するテストを行うと発表した。
なお日本語、中国語、韓国語以外の言語での実施となる。

3ヵ国語を対象外とする理由について、公式ブログは「英語でツイートをする際、すぐに140文字の上限に達してしまうので、制限文字数内にまとまるようにツイートを編集しなくてはなりません」とコメントしており、対して日本語でツイートする場合にそのような事態は起こりにくいという。日本語を使うと「伝えたい思いを書いてもまだ文字数に余裕があります。これは日本語、中国語、韓国語では英語やスペイン語、ポルトガル語、フランス語などの他の言語に比べ、倍ちかい情報量を伝えることができるためです」とのこと。

同上のブログより、(左)140文字と(右)280文字のツイート

意義を唱えたい方もいるだろうが、この方針の根拠はTwitter社員の体感によるものだけではないようだ。
同ブログで発表されている調査結果によると、日本語ではツイート数全体の内、140文字に達しているのはわずか0.4%。それに対し英語は全体の9%と、日本語の22.5倍ものツイートが140文字に達している。
さらに、ほとんどの日本語のツイートは15文字であるのに比べ、英語では34文字と2.2倍の差がある。

Twitter Japanの公式ブログより

確かにこの結果を見ると、少なくとも日本語ユーザーに対して文字数制限を倍にする意味はあまりなさそうだ。

下記の図によると、日本語なら67文字で伝えられることを英語で表現すると140文字、スペイン語では154文字になってしまうという。実際の投稿内容例を見ても、この投稿をするためにわざわざ超過した文字数を編集しなくてはいけないとなると、Twitterの利用自体が億劫になってしまいそうだ。

同上のブログより、同じツイートをそれぞれの言語で表示したもの

また、Twitterによれば日本語のように制限文字数に対して余裕がある言語では活発にリツイートが行われる傾向にあることも判明しているという。

文字数に余裕を持たせることで今回の実験対象地域でのTwitter利用者を増やし、より多くのツイートが行われるようにしよう、というのは理に適っている。

Twitterの文字数といえば昨年の一時期、最大10,000文字にまで増えると言われていたが、結局採用されなかった。今回のような調査結果も、決して無関係ではないだろう。

「簡潔さがTwitterの信条」と社員自らが主張しているように、Twitterが「つぶやき」という手軽さを売りにしている以上、むやみに文字数を増やした結果、限られた数%以外のユーザーは皆他SNSに奪われてしまった……などということにもなり兼ねない。
読み手に負担を生じるメディアになってしまっては、自分では投稿せず、情報収集のみにTwitterを使用しているという層も脱落してしまうだろう。

日本では2008年4月28日にサービスが開始され、10年目が見えてきたTwitter。UI等が変更されるたび、未だに大きな話題となる点からも日本人にとって最も身近なSNSであると言って間違いないはずだ。
今回のテストは残念ながら対象外だが、ある程度サービスとして完成してしまった感のあるTwitterが今後どうユーザーに寄り添っていくのか、他SNSの衰勢と併せて追っていきたい。

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