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2017.09.04

AIに仕事を奪われないために身につけておくべきスキルとは?
『エンウィメンズワーク』ユーザーアンケート集計結果

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパンが運営する、正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』が、「AIと事務職」をテーマに女性577名にアンケートを行なった。

野村総合研究所がイギリスのオックスフォード大学と行った共同研究によれば、「国内601種類の職業について、それぞれAI(人工知能)やロボット等で代替される確率を試算した結果、10~20年後に日本の労働人口の約49%が就いている職業において、それらに代替することが可能との推計結果が得られた」といい、様々なところでこれらの議論がされている。実際に働いている人たちはどのように考えているのかが、今回のアンケート調査によってみえてきた。

5割が「10~20年以内に事務職はAIに代替されない」と回答

「10~20年以内に一般事務や受付、経理などの事務職がAIに代替されて無くなると思いますか?」と質問したところ、「思わない」(48%)との回答が「思う」(26%)を上回った。職種別に比較すると、事務職以外よりも事務職のほうが「思わない」との回答が多い結果となっている。

「10~20年以内に一般事務や受付、経理などの事務職がAIに代替されて無くなると思いますか?」に対する回答

「思う」と回答した中には、「事務職の作業がすべていろいろなシステムで簡単に素早くできるようになり、人件費などのコストが下がるから」や「AIにできる仕事をわざわざ人間にさせる必要がないのではないか。また人間には休みが必要だが、AIには休みが必要ないためコストパフォーマンスが高いのではないか」との回答が。

「思わない」と回答した中には「10年から20年くらいでは、人の機微まで判断できるAIは開発されると思っていない。電話対応や例外処理の対応までは出来ないと考えているため、全ての仕事はAIに取って代わられないと思う」や「部分的な代替にとどまると考える。事務業務の中には、個人間の微妙な感情のやりとりを必要とするようなものも含まれるので、AIが苦手とする、曖昧・情緒的な面を推し量ったりするような能力は、ディープラーニングのさらなる進化が必要で10~20年の範囲では技術的にまだそこまで到達できないと思う」などの回答が見られた。

「思わない」と回答した中でも、20年以上経ったらAIに仕事を奪われてしまうかもしれないという危機感を持っていることが見て取れる。

AIに仕事を奪われないためには「臨機応変に対応するスキル」が鍵

「AIの台頭にあたり、今から身につけておくべきスキルは何だと思いますか?」との質問で最も多かった回答は「臨機応変に対応するスキル」(72%)だった。ついで「コミュニケーションスキル」(71%)、「発想力」(51%)となっている。「相手によって対応を変えたり、優先順位を変えたりなど、暗黙のルールや空気を察知して臨機応変に対応することは、まだまだ機械にはできないことだと思うから」(24歳)、「ルーティンワークではなく、イレギュラー対応できるスキルを身につければAIと仕事のすみわけができると思うので」(28歳)といった声が寄せられている。

「AIの台頭にあたり、今から身につけておくべきスキルは何だと思いますか?」に対する回答

AIにより事務職が無くなると言われていることについて、「業務の生産性はAIのほうが高いだろうし、コストも安価だと思うので、能力不足の人材は雇ってもらえなくなるのではと不安。スキルや資格が役に立たない時代になっていくのかと考えてしまいます」や「自身の仕事が無くなる不安はあるが、仕事が効率化し、人手不足が深刻な業界や職種の待遇面改善や人員確保につながる可能性があるのではないかと、希望を持ちたい」との具体的なコメントも寄せられている。AIが浸透することで新たなビジネスも創出されるのではないかと言われているが、アンケート結果にもあるように、臨機応変に対応するスキルは持っていた方が良さそうだ。

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エンウィメンズワーク』を利用するユーザー
■有効回答数:女性577名
■調査期間:6月22日〜7月24日

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