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イノベーション
2017.09.01

日程調整サービスのオートーク運営、数千万円を調達
Regulus Technologies が500 Startups Japan と KLab Venture Partners から数千万円のシード資金を調達。

2017年8月、チャットボットで日程調整を代行するパーソナルアシスタント「オートーク」「オートークビズ」を運営するRegulusTechnologiesが、500 Startups JapanとKLab Venture Partnersより数千万円規模の資金調達を完了した。

オートークとオートークビズは共に2017年7月より開始されたサービスだ。

 

オートークは、生産性の低い仕事を削減して「すべてのサラリーマンの毎日30分間を削減する」というコンセプトの下で開発された。GoogleカレンダーやOutlookカレンダーなどと連携し、ユーザーとの日程調査における候補日のやりとりを代行し自動化してくれる。

日程調整のやりとりをオートークに委託することで、複数のユーザーが同時に日程調整をするような時もミスなく作業を行うことができるのだ。

 

オートークビズも基本的な仕組みは同様だが、こちらはパート・アルバイトの面接日程の調整を行う、採用担当者向けのサービスだ。オートークビズを利用することで即時に面接可能な日時を面接希望者に提案し、受付から面接日の確定までわずか1分で完了することができる。また10,000人までの複数の応募にも対応しているため、複数採用を見込む企業の採用活動における負荷を軽減することができる。

特にアルバイトを多く採用する企業は、求人応募者との面接設定等の業務負担が大きく、コールセンターを立ち上げると費用が膨大になる。オートークビズを採用することで、コストと人的負担を減少させることができるのだ。
事実、オートークビズはサービス開始後2か月で既に複数の上場企業に導入されている。
カスタマーサービスのノンボイス化が注目される中で、RegulusTechnologiesは適格な潜在需要を見出すことができたと言えるだろう。

 

今回の資金調達に際しRegulusTechnologiesの代表取締役である伊藤翼氏は、「開発体制を強化することで、オートメーションによって人間の生産性を高める世界を実現していきます」とコメントしている。今後エンジニアやセールス、マーケター等の人材採用を活発化させ、サービスの開発スピードと成長を加速させる予定だ。

大半のビジネスマンにとって、打ち合わせ等における先方との予定調整は重要だが煩わしいものだと思う。イレギュラーが生じた際の修正やその連絡も面倒だ。
サービスの導入によってそうした作業から解放されたなら、30分、いやそれ以上の時間が自由になるという読者は多いのではないだろうか。

今後もAI技術の進化でRegulusTechnologiesが掲げる「誰もやりたがらない機械的な作業」の最適化が進むことを期待したい。

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