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イノベーション
2017.08.21

ソニー銀行がクラウドファンディング事業を開始
共感できる新興企業を応援しながら資産運用する

日本版クラウドファンディングの波が来ようとしている。

ソニー銀行は2017年8月8日(火)より、投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」の運営を開始した。

Sony Bank GATEのコンセプトは「顔の見える新しい形の資産運用」×「挑戦企業への共感・応援」。ソニー銀行の口座を持つ個人がベンチャー企業等の新規事業に出資金を提供し、その事業の売上に基づいた分配金を受け取る仕組みとなっている。

挑戦企業
事業内容を支援者に提示して出資を募る。資金調達が成功して支援者の出資を受けた場合には、事業を実施して支援者に分配金を支払う。

支援者
挑戦企業の事業内容を確認してファンドに出資。会計期間終了後、分配金を受け取ることができる(会計期間中に分配が行われる場合もある)。

ソニー銀行
Sony Bank GATEの運営者として挑戦企業の審査、ファンドの募集などの取り扱い、ファンド運用状況の確認および支援者への報告、分配金の支払いなどの業務を行う。

 

第1号ファンドとしてはリンクジャパンの高性能IoTリモコン「eRemote pro(イーリモートプロ)」が選ばれた。同製品は申込受付開始から約11時間で目標金額の10,000,000円を達成し、順調な滑り出しだ。

 

Sony Bank GATEはクラウドファンディングの中でも「投資型クラウドファンディング」と呼ばれる物だが、eRemote proの出資者には分配金の他、特典としてeRemote proが1台提供される予定。

商品タイプのクラウドファンディングには「1人の出資者から実際の商品単価以上の金額を集めづらい」という短所があるが、今回eRemote pro1台を特典として受け取るには一回の申し込みで4口、つまり200,000円出資する必要があり(1口は50,000円)、eRemote proの小売予定価格である18,000円を大幅に上回っている。

出資者へのリターンが第2号ファンド以降も継続して「分配金+特典」となるかどうかは不明だが、現状では投資型と商品提供型との「良い所どり」の形となっているように思える。

9月13日には米国の大手クラウドファンディングサイト「Kickstarter」の日本版も提供される予定で、国内にもクラウドファンディングの大波が到来する。

日本発のクラウドファンディングは、この波にどこまで立ち向かえるか。新しい資産運用の形として周知させることができるのか。今後も目が離せない。

Sony Bank GATE
http://moneykit.net/visitor/sbg/

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