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2017.08.09

親子で学べる夏の「プログラミング教育」イベント
ますます関心が集まるプログラミング教育、夏休みもイベント続々開催

小学校でプログラミング教育が必修化する2020年に先駆けて、各IT企業による子どもやその保護者に向けた取り組みが活発に行われている。

中にはそのまま夏休みの自由研究にできそうなイベントも予定されているので、子どもの宿題に手を焼いている保護者の助けにもなりそうだ。

「小さなお父さん体験」ができる「キッズ社員の職業体験2017」

 

8月8日、ラクーンでは「キッズ社員の職業体験2017」を開催した。社員の子どもをオフィスに招待し、IT企業の仕事を体験してもらうイベントだ。

疑似的な入社試験や名刺交換会を行った後、社員が講師となり、簡単なプログラミングやチラシのデザイン、ゲーム形式の営業体験など様々な職業体験を行った。

本イベントの狙いは親子間のコミュニケーション促進はもちろん、子どもには理解しづらいIT企業での仕事を理解し、興味を持ってもらうことにあるとのこと。

実際、大多数の子ども達にとってIT企業での仕事はスポーツ選手や警察官、医師やパティシエといったいわゆる「なりたい職業ランキング」上位にランクインするような職業とは違い、なかなかイメージが湧きづらいだろう。そういった子どもたちにとってこのような取り組みは普段とは違った親の姿を見ることができる機会であると同時に、早くから自身の未来イメージの選択肢を増やす、貴重な機会になるだろう。

大人もゲーム感覚で学べる、ブラウザで動くプログラミング学習ツール

 

キャスタリアは2017年8月2日、小・中学生の初学者向けプログラミング学習環境「SwiftSwitch」を公開した。「SwiftSwitch」はブラウザ専用ツールであり、OSを問わず使用することができる。

可愛らしいキャラクターと共にストーリーに沿って、ゲーム感覚で楽しみながらAppleが開発したSwiftというプログラミング言語を学んでいくことができる。

最大の特徴は、開始時に一般的なコードを用いるプログラミングと初心者向けの「ブロックプログラミング」に切り替えられること。

 

ネット環境さえあれば家庭のPCで気軽に体験できるので、子どもに限らずプログラミングを学びたいという方はぜひ一度アクセスをおすすめする。

SwiftSwitch URL:http://swiftswitch.org/intro-ss/

必修化の前に先取り学習できる専門スクール

オンラインプログラミングスクールを運営するコードキャンプが、2017年10月より小中学生向けのプログラミングスクール事業「CodeCampKIDS」を開始する。

社会人向けのプログラミング・テクノロジー教育で培ったノウハウを活かし、2017年10月に開校する新宿校・大崎校を皮切りに2018年には1,000名規模のスクールへと成長させることを目指す。

授業内容は子供一人一人の進度に合わせた個性を伸ばす学習カリキュラムになっており、「創造力」「問題解決力」「コミュニケーション力」「プレゼンテーション力」「論理的思考力」を養い、本格的なプログラミング能力を身に着けた次世代リーダーの育成を行うことを目的としている。

 

また開校は2017年10月だが近日、体験授業の開催が決定している。10月からの受講を検討している児童と保護者はもちろん、今まさに夏休みの自由研究に困っているという親子も、まずは体験授業に参加してみてはいかがだろうか。

・CodeCampKIDS 新宿
開催日程:2017年8月27日(日)、9月3日(日)
開催時間:10:30-11:30、13:30-15:00、15:30-17:00(各日、3回開催)

・CodeCampKIDS 大崎
開催日程:2017年8月26日(土)、9月2日(土)
開催時間:14:00-15:00、15:30-17:00、17:30-19:00(各日、3回開催)

・参加費:無料
・定員:各回5組限定


CodeCampKIDS URL:https://codecampkids.jp/

書店にてプログラミング教育コーナー開設&イベント実施

8月1日から日本出版販売(日販)がキャスタリア、リブロと共同で小中学生のプログラミング教育に特化した販売・イベントコーナー「TECH&BOOKS FOR KIDS」を書店のリブロ東戸塚店にて展開している。同コーナーでは小中学生向けのプログラミング教育に適した書籍や知育玩具を展開し、大人向けにも「プログラミング教育とは何かがわかる10冊」など目的別に紹介。

イベントコーナーの展開は8月31日までとなるが、8月27日には小型ロボット「Ozobot」を使った子ども向けプログラミング教室や、「プログラミング教育とは何か?」をテーマとした保護者向けセミナーも予定されている。

子ども向けプログラミング教室の参加費は500円、保護者向けセミナーの参加費は無料だ。まずは「プログラミング教育とは何か」に触れておきたい場合、書店に足を運んでみる良いだろう。

必修化に伴い、真に求められている能力とは

文部科学省が発表している「次期学習指導要領を踏まえた教育情報化の重要性説明」では、プログラミング的思考を「段取り力」ともした上で、小学校段階からプログラミング教育が必要な理由についてこう書かれている。

論理的思考力を育成するとともに、これからの時代に必要な「情報活用能力」を育成するため、特に、情報の科学的な理解コンピュータやネットワークの特性を理解したうえで、実践力を高め、情報社会に参画する態度を育成するためともいえると思います。

「次期学習指導要領を踏まえた教育情報化の重要性説明」(文部科学省)

“プログラミング的思考”というと取っ付きにくいが、「段取り力」や「情報活用能力」というとぐっと身近になる。プログラミングへの興味の有無関係なく、大人にも子どもにも必要な能力であることが分かるだろう。

2020年に小中学生になる子どもがいる人もそうでない人も、まずは自分のために「プログラミング的思考」を学ぶ意義は多いにありそうだ。

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