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テクノロジー
2017.08.08

日本のラーメン文化を伝えるAIおもてなしロボット
米国シアトルの「らーめん山頭火 University Village店」で稼働開始

日本の国民食ともいえる“ラーメン”の文化を米国で伝えるのは、AIを搭載したおもてなしロボットだ。

ロボットアプリ開発で日本有数の実績をもつヘッドウォータースと米国で「らーめん山頭火 University Village店」を展開するPlenty USA Inc.は、新しいロボット体験を創出するサービスを共同開発した。

店舗入口のウェイティングスペースに設置された本システムは、来店客に北海道から始まった「らーめん山頭火」のストーリーやアイヌ文化、そして商品について、楽しくかつインタラクティブに知ることができるコンテンツを提供するという。

 

システムは大型ディスプレイとコミュニケーションロボットから構成される。ディスプレイにはマルチタッチ式大画面の「55インチのMicrosoft Surface Hub」を採用。来店客がコンテンツをドラッグ&ドロップすると動画や画像が表示されるSurface Hubアプリを搭載している。

また、パネルには2つのHDカメラが内蔵されており、来店客の特徴と待合状況の人数をカメラが捉え、空間自動解析を行う。その結果を基に、パネル脇に設置されたヴイストン社の卓上ロボット「Sota」が約200パターンのレコメンドパターンに自動分類し、音声で自動レコメンドを行うという。空間自動解析や音声自動レコメンドには、Microsoft Azureが提供するAPIを活用している。

ロボットの発話内容、商品コンテンツ、レコメンデーション内容は、ヘッドウォータースが開発するクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」で管理。Microsoft Azure IoT Hubも活用することで、ディスプレイとロボットのAIデータ連携を行ない、タッチパネルで商品がどれだけ選ばれているかなどのデータ分析することも可能だという。

 

今後は、“ジャパン・カルチャー”を打ち出し、海外で増えていく日本食レストランとの差別化を図っていくとともに、Microsoft Surface Hubから得られる来店客のデータとPOSを連動させ、マーケティングデータとして活用していきたいという。さらには、接客におけるフルオートメーション化を視野に入れ、さらなるコンテンツの開発に注力していく予定とのこと。

日本でもロボットによる接客が注目を集め始めて入るが、海外でも競合店との差別化としてロボット接客を導入する動きは加速するのかもしれない。

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