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2017.06.17

LINEが放つAIプラットフォーム戦略
スマートスピーカーにキャラクター性は宿るか

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WAVEができること

スマートスピーカーであるWAVEは、他のスマートスピーカーと同様、音声による情報取得・家電コントロールなどはもちろん、LINEのトークメッセージも操作可能。コミュニケーションプラットフォームならではの機能と言えそうだ。

また、スピーカーという製品の性格上、中核機能と位置付けているのが「MUSIC」。同社の音楽配信サービス「LINE MUSIC」が提供する約4,000万曲の楽曲を対象に、指定した曲以外に雰囲気やユーザーの気分にあった曲の推薦もできるという。

秋の製品発売に先駆けて、このMUSIC機能だけに限定した先行版を今夏に税別10,000円で発売も予定。先行版は正式版の発売後、同じタイミングで正式版と同じ機能にアップデートされるという。いち早く触れてみたい人には朗報だろう。

スマートスピーカーにキャラクター性が宿る可能性

また、「LINE CONFERENCE 2017」と同じタイミングで、ヤマハVOCALOIDとLINE Clovaのパートナーシップ締結も発表された。VOCALOIDと言えば「初音ミク」などの歌声合成技術としてご存知の方も多いだろう。

今回のパートナーシップでは、ヤマハがLINEのClovaを用いた製品やサービス開発に向けたものということで、WAVEに直接的に影響を与えるものではなさそうだ。しかし、WAVEはMUSICを中核機能と位置付けているだけに、展開が楽しみだ。

いずれはボーカロイドがWAVE上で歌う日が来るのかもしれない。

そして、LINEと言えば、ホログラムの少女が日常生活を支援してくれるバーチャルホームロボット「Gatebox」の開発会社ウィンクルを買収している。

製品の性格としてWAVEと共通する部分があり、今後どのような関係になっていくのか非常に興味深い。

音声コントロールは、今でもスマートフォン(Androidであれば「OK, Google」、iOSであれば「SIri」)で実現されている。しかし、日本では人前でスマートフォンに話しかけている姿は、あまり見かけない。

そうしたことを考えると、スマートスピーカーにキャラクター性が宿ると、より話しかけやすくなるのではないか。特に日本においては、キャラクター文化が根付いており、より受け入れられやすいようにも感じる。

ライバルとなるAmazon Echo、Google Home、Apple HomePodなどとの差別化としても独自性を強く出せる部分でもあるので、今後の展開に期待したい。

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