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2017.05.21

フィンテックで多様化・分散化する20代、30代の投資傾向
ソーシャルレンディングは20代の74%が関心を示す。投資に関する実態調査

2015年頃から盛り上がりを見せているフィンテック。IoTがものすごいスピードで広がっていく昨今、その注目度はさらに高いものとなっている。

金融(Finance)と技術(Technology)を掛け合わせた造語であるフィンテックは、これまで金融機関で提供することのできなかった領域において、IT技術を活用して提供を行う金融サービスだ。従来の金融機関のほか、フィンテックベンチャー企業も次々と誕生し、その市場規模は今後さらに拡大していくことが予測されている。

時代の潮流に乗り、一般社会にもフィンテックが浸透しつつある中、ロードスターキャピタルが20代~60代の男女600人を対象に、投資に関する調査を実施したところ、20代は約1割がフィンテック投資(ソーシャルレンディング・ビットコイン・ロボアドバイザー)の投資経験を有していることがわかった。また、ソーシャルレンディングについては7割以上が興味があると答えている。

フィンテックにより、スマホで様々な商品に少額から投資可能になったことから、若年層を中心に新しい投資への関心が高待っているようだ。2017年に入り、中高年層にもソーシャルレンディング投資が拡大しつつある傾向が見られており、フィンテック投資が更に浸透する一年になると考えられている。

投資の目標年利回り

中央値は各世代5.0%前後で大きく変わらない。

 

考察
投資家の目標年利回り5%は、ソーシャルレンディングとの親和性が高い。

投資の目的

・20代、30代は結婚資金や教育費など新婚期から子育て期のライフステージに応じた目的が多い。一方で、20代ながら既に老後の生活に備えて投資している人も40%にのぼる。また、資産の分散や節税、勉強のためといった意識の高さも20代、30代の特徴。
・年代が上がるにつれて、投資の目的は老後の生活資金目的が増加。

 

考察
賃金上昇の鈍化や年金制度が不透明化しつつある昨今、将来を見据えた資産形成の必要性や意識の高まりが若年層に広まっており、貯金から投資への資金移動が拡大していくことが考えられる。

 

投資の傾向

・20代、30代は少額投資、積立投資ができる商品のニーズが高く、スマホやアプリ対応を求める声が多い。
・60代はいつでも解約ができる流動性が高い商品を好む傾向。

 

過去に投資したことがある、もしくは現在投資している商品

・60代の投資対象は、株式や投資信託などいわゆる伝統的な投資商品に集中している。
・20代は、フィンテック投資も含め投資商品を最も分散させている。

 

考察
・スマホネイティブ世代の20代は情報感度が高く、新しい投資に関して積極的で少額から積立、分散投資を意識している。
・60代が株式や投資信託が多い理由は窓口や電話を通した取引が主流だったことが考えられる。また、老後の生活資金や相続が主な目的になるため、解約時期をコントロールできる商品の人気が高い。

 

通算の投資リターンがプラスの割合

・全世代で60%以上の人が通算の投資リターンがプラスになっている。
・若年層ほど投資リターンがプラスになる傾向。20代は79%の人がプラス。

 

考察
スマホネイティブ世代の20代はマネーリテラシー向上のモチベーションが高く、長期の資産形成を念頭に分散投資している。結果的に投資の三原則の「分散、長期、複利」を実行する形となり、通算でプラスになる傾向が出ていると考えられる。

 

ソーシャルレンディングの興味・関心

・50代以下の年齢層で半分以上の人がソーシャルレンディングに興味を持っている。
・特に若年層は高い数値になっており、20代は74%の人が興味ありと回答。

 

OwnersBookの投資家増加数

 

考察
・2015年までのソーシャルレンディングは、株式や投資信託、実物不動産、J-REIT等の既存投資商品に投資をしている大口投資家が分散投資先の一つとして選択していた。
・2016年になると、THEOやウェルスナビがリリースされる等、投資領域におけるフィンテックが徐々に拡大。若年層はいち早く反応。
・2017年に入り、40代以上の中高年層にも徐々にソーシャルレンディングが広まりつつある。

 

【調査対象】
対象条件:投資をしたことがあると回答した、20 代から 60 代の男女
実施期間:2017年3月30日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効サンプル数:600 サンプル

ロードスターキャピタル株式会社
https://loadstarcapital.com/ja/news/news0518.html

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