IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

コミュニケーション
2017.05.18

AI時代。上司が部下に求めるビジネススキルは今と同じ?
「AI(人工知能)時代に求められるスキル・能力」調査レポート

調査結果概要

(1)88.7%がAIに期待。 AIの導入企業は6.8%と低い状況だが、28.8%の企業が3年以内に導入予定

管理職に対して、自社におけるAIの導入状況について質問したところ、AIを導入している企業は6.8%と低い。しかし、28.8%が3年以内に自社でAIを導入する予定があると回答している。また、AIに対しては、88.7%が期待を寄せており、なかでも、AIについてより知識があるグループでは、92.2%がAIに対して期待感を示し、知識が高いほうが期待も高まる傾向がうかがえる。

あなたは、AIに対して、どのように思いますか

 

あなたの職場でAIは導入されていますか

 

 

(2)AIの普及がもたらすのは、「労働時間の短縮」、「業務の効率化・生産性の向上」、「労働力不足の補完」

AIの普及が日本の雇用に与える影響については、半数以上が、「労働時間の短縮」(58.9%)と「業務の効率化・生産性の向上」(56.3%)と回答しており、失業率が上がる(12.3%)という悲観的な見方を大きく上回る結果になった。

AIの普及が職場に与える影響についても、「既存の仕事の効率化、生産性が向上する」(48.2%)、「既存の仕事の質が向上する」(31.4%)、「労働力を補完する」(31.1%)と、前向きな回答が目立つ。

また、AIに任せてみたい業務として、「データ処理業務」(67.6%)、「データ分析」(63.4%)、「情報リサーチ」(43.4%)といった、データを扱う業務が上位にあげられた。

 

AIの普及が進むと、日本の雇用にどのような影響があると思いますか。(上位6つ)

1位:労働時間の短縮 58.9%
2位:業務の効率化・生産性の向上 56.3%
3位:労働力不足を補完できる 44.3%
4位:危険な仕事が代替・軽減される 20.7%
5位:新しい雇用が創出され、雇用が上向く 15.5%
6位:失業率が上がる 12.3%
 

 

2035年において、あなたの職場でAIの普及はどのような影響を与えると思いますか?(上位5つ)

1位:既存の仕事の効率化、生産性が向上する 48.2%
2位:既存の仕事の質が向上する 31.4%
3位:労働力を補完する 31.1%
4位:労働力を省力化する 28.5%
5位:AIの代替によって、既存の仕事やタスクの一部がなくなる 26.5%
 

 

あなたの会社にAIが導入されたら任せてみたい仕事はありますか?(上位5つ)

1位:データ処理業務 67.6%
2位:データ分析 63.4%
3位:情報リサーチ 43.4%
4位:製造、調達 12.6%
5位:営業、販売業務 9.1% 
 

 

2035年にあなたが現役で働いていた場合、上司、部下がAIになったらどのように感じますか?

 

(3)部下に求める能力は、現在も将来も「対人関係力」。 ただし、AI時代には、「創造力」が重要となると予測

現在とAI時代において、自身の部下に対して求める「ビジネスで重要な能力」についても聞いてみた。現在求める能力としては、「対人関係力」(67.0%)、「分析的思考力・概念的思考力」(45.3%)、「複雑な課題に対する解決力」(30.4%)が上位に挙げられる一方で、AI時代には、「対人関係力」(55.0%)、「創造力」(36.9%)、「分析的思考力・概念的思考力」(36.6%)、「複雑な課題に対する解決力」(35.3%)が重要になると考えられている。

現在、最も重要と考えられている「対人間関係力」は、AI時代でも変わらずトップであるものの、12ポイント低下。一方、AI時代には、「創造力」が重要になると考えている人が多いことがうかがえる。

また、これら重要な能力を向上するためには、「スキルを習得できる実務を任せる」(61.2%)、「新しい経験を得られる環境や職務を与える」(55.0%)ことが必要と考えられていることがわかった。

 

AIが一般化する2035年を見据え、今後「ビジネスで重要な能力」はどのようなものだと思いますか

 

重要な能力を向上させるために、今後はどのような社員教育を実施していくべきだと思いますか

 

(4)AI時代に活躍するために、小学生が取り組むべきことは、「外国語」。「国語」と「プログラミング」も重要

「AI時代にビジネスパーソンとして活躍するために、現在の小学生が、今から取り組んでおいたほうが良いこと」については、1位に「語学(英語・中国語など)」(51.1%)、2位は「国語/読解力」(43.4%)、3位には2020年から小学校で必修となる「プログラミング」(42.7%)が挙げられた。 

 

この結果について、人工知能(AI)等、テクノロジーの進展が、経済構造や産業構造に与える影響を主に分析している、東京大学大学院経済学研究科・経済学部 柳川範之教授は次のようにコメントしている。

「外国語については、AIによる機械翻訳の精度がかなり高まってくる可能性がある。しかし、外国人や異文化の人と適切なコミュニケーションをとるには字面としての翻訳だけでは不十分だ。今回のアンケートで必要とされた語学力には、そのような異文化とのコミュニケーション力という意味合いが多分に含まれていると考えられ、今後はそのための能力開発がより重要になると考えられる。」

 

現在の小学生が、2035年のAI時代にビジネスパーソンとして活躍するために、今から取り組んだほうが良いことは何だと思いますか。

1位:語学(英語・中国語など) 51.1%
2位:国語/読解力 43.4%
3位:プログラミング 42.7%
4位:算数 22.7%
5位:理科・科学 17.8%
6位:道徳 12.9%
7位:運動・スポーツ 11.7%
8位:自然遊び、外遊び 10.7%
9位:美術・芸術 7.1%
10位:社会 4.2%
11位:音楽 2.9%
 

 

【調査概要】
調査対象:首都圏の上場企業に勤務する、部下を持つ管理職(部長職・課長職、40歳~59歳の男女)
サンプル: 309名
調査方法:インターネット調査実施時期:2017年4月

アデコ株式会社
http://www.adecco.co.jp/  

あわせてお読みください

テクノロジー

AIスピーカーはBluetoothスピーカーと何が違う?

LoRaWANのIoT環境を無料で試用、西菱電機が法人向けに提供

試作から本番実装まで--「IoT in Action」会場で気になったIoT技術のいま

NEC、東京大学、NTT、早稲田大学の4者、IoT機器からクラウドへの通信量を削減する実証実験を開始

IoTを活用して除雪車の運行を支援---システムを開発

「企業データ基盤」はこう創る!─ANAの“顧客体験基盤”構築の要諦 | IT Leaders

NECとNTT、クラウドからエッジに処理を移動させて緊急時に必要な通信帯域を確保する実験 | IT Leaders

加賀市の“コネクテッド除雪車”も! ―― 3周年迎えるIoT共創ラボが成果を発表

DMG森精機、制御システム向けIoTソリューションでMicrosoft Azureなどを活用

経産省キーマンが示す、GAFAに負けない「日本のエッジコンピューティング戦略」

マイクロソフトとDMG森精機、工作機械のデジタル化促進で協業

ヤフー、飲食店の空き状況をリアルタイムに表示するIoT実証実験--新宿の6店舗で

IoTで積雪量の観測と除雪車の管理、BIGLOBEとMomoが会津若松で実証実験

IoTで除排雪の効率化、Momoとビッグローブが協業

デジタル変革とともに異業種企業のコラボレーションで生まれる革新的な製品デザイン

IoTを使った保育園の昼寝の見守りサービス、藤枝市の認可保育園など10カ所で採用

【CES2019現地レポ】家電メーカーの自動運転進出で、なぜ「OS開発」なのか

【CES 2019】デンソー、車載エッジコンピュータ「Mobility IoT Core」でリアルなMaaSを実演

あなたが知らない10のモビリティ・スタートアップ、「CASE」時代の最先端技術とは?

KDDI、海外展開する法人向けの統合型マネージドソリューション「KDDI GX Platform」

「つながる特装車」車両データを遠隔地から収集、極東開発がシステムを提供

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

話題のキーワード

注目連載

あわせてお読みください

LoRaWANのIoT環境を無料で試用、西菱電機が法人向けに提供

試作から本番実装まで--「IoT in Action」会場で気になったIoT技術のいま

NEC、東京大学、NTT、早稲田大学の4者、IoT機器からクラウドへの通信量を削減する実証実験を開始

IoTを活用して除雪車の運行を支援---システムを開発

「企業データ基盤」はこう創る!─ANAの“顧客体験基盤”構築の要諦 | IT Leaders

NECとNTT、クラウドからエッジに処理を移動させて緊急時に必要な通信帯域を確保する実験 | IT Leaders

加賀市の“コネクテッド除雪車”も! ―― 3周年迎えるIoT共創ラボが成果を発表

DMG森精機、制御システム向けIoTソリューションでMicrosoft Azureなどを活用

経産省キーマンが示す、GAFAに負けない「日本のエッジコンピューティング戦略」

マイクロソフトとDMG森精機、工作機械のデジタル化促進で協業

ヤフー、飲食店の空き状況をリアルタイムに表示するIoT実証実験--新宿の6店舗で

IoTで積雪量の観測と除雪車の管理、BIGLOBEとMomoが会津若松で実証実験

IoTで除排雪の効率化、Momoとビッグローブが協業

デジタル変革とともに異業種企業のコラボレーションで生まれる革新的な製品デザイン

IoTを使った保育園の昼寝の見守りサービス、藤枝市の認可保育園など10カ所で採用

【CES2019現地レポ】家電メーカーの自動運転進出で、なぜ「OS開発」なのか

【CES 2019】デンソー、車載エッジコンピュータ「Mobility IoT Core」でリアルなMaaSを実演

あなたが知らない10のモビリティ・スタートアップ、「CASE」時代の最先端技術とは?

KDDI、海外展開する法人向けの統合型マネージドソリューション「KDDI GX Platform」

「つながる特装車」車両データを遠隔地から収集、極東開発がシステムを提供

IoTニュース

【CES 2019】デンソー、車載エッジコンピュータ「Mobility IoT Core」でリアルなMaaSを実演
あなたが知らない10のモビリティ・スタートアップ、「CASE」時代の最先端技術とは?
KDDI、海外展開する法人向けの統合型マネージドソリューション「KDDI GX Platform」
「つながる特装車」車両データを遠隔地から収集、極東開発がシステムを提供
5Gにおける「NB-IoT/LTE-M」の位置付け
加賀市がIoTを活用した除雪車運行システムを採用、状況の可視化や報告の省力化を実現
現場に散在するデータを集約・連携させてデータ経営を実現――、クオリカのIoTプラットフォーム「Bellonica」
スマートホーム市場の行方 家の中までデジタル化
ライオンがIoTデバイス--自宅界隈の天気予報と連動、洗剤残量に応じたアプリ通知も
法人向けIoTの強化で地方創生へ、KDDIがIoT専業のエコモットと提携
オンラインと実店舗の顧客データを統合!英Arm、小売業向けの新ソリューションを発表
”現場力”向上へAI/IoTを活用 ―― NTT東日本が障害対策の取り組みを紹介
ボタンを押すだけで呼べる「タクシーダッシュボタン」の運用開始
KDDIとエコモット、法人向けIoT分野で資本業務提携 | IT Leaders
東芝デジタルソリューションズ、IoTやビッグデータに適したスケールアウト型データベース「GridDB」機能強化版を提供開始
IoTの力で防犯対策。「ORVIBO ホームセキュリティーキット Pro」導入レビュー

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。