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2017.04.18

クラウドに支えられるロボットが秘めた可能性とは?
マイクロソフトのクラウドプラットフォームに対応した世界初のコミュニケーションロボットが誕生

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日々増え続けるIoTデバイス。IoTではモノ同士がつながることが重要であり、つながり合うデバイスが増えることは、その世界が広がることになる。しかし、デバイスが増えれば増えるほど、その相互接続性が課題となる。

そんな課題を解決する仕組みの一つが、マイクロソフトの「Azure IoT Hub」という仕組みだ。これはIoTデバイスとの接続に適した機能をクラウドプラットフォームであるAzureのサービスとして実装したもの。IoT向けのプロトコルをサポートしており、膨大な数のデバイス接続を意識したスケーラビリティを備えている。対応デバイス同士においては、セキュリティで保護された信頼性のある双方向通信を実現するという。

この「Azure IoT Hub」に対応していることをマイクロソフトが認証する制度が「Microsoft Azure Certified for IoTデバイス」。この度、コミュニケーションロボットとして世界で初めてMJIの「Tapia(タピア)」が認定された。

コミュニケーションロボット「Tapia」

Tapiaはカメラ、スピーカー、マイク、タッチパネルモニタを備えた家庭用コミュニケーションロボット。Androidをベースにしており、音声認識、音声合成、顔認識機能、クラウド上の応答システムにより、日常会話などのコミュニケーションを取ることが可能。

日常会話では、感情表現と好感度システムにより、ユーザーの会話のペースや内容に応じてTapiaの応答が変化する。ビデオ通話、スケジュール管理、ニュース読み上げなど、生活サポート機能も備えている。こうした機能は、少子高齢化社会を迎える日本において期待されている、コミュニケーションロボットによる“みまもり”としての活用に効果的だ。

コミュニケーションロボットの活用分野として期待される“みまもり”

また、Azure IoT Hubによるデバイス管理機能(IoT Hub Device Management)に対応することにより、ハードウェアの故障検知、ソフトウェアバージョン管理など、個々のデバイス状態を適切に管理・運用することが可能となる。

マイクロソフトのAzureに常時接続しているため、センシングデータの収集なども行いやすく、家庭のみならず今後増加が予測される様々なサービスの場におけるコンタクトポイントでの活用も見込めるだろう。

2016年9月に行われた「Microsoft Foresight ~ meet your smile:ロボディクス スタンプラリー ~」では、各企業ブースに設置されたTapiaが「顔認証API (Microsoft Face API)」「Microsoft Azure blob」「Microsoft Azure IoT Hub」「次点推奨API (Recommended API)」「スタンプラリーAPI」などの外部APIと連携。来場者がTapiaを通して顔認証によるスタンプラリーに参加した。

Microsoft AzureとTapiaの連携による顔認証スタンプラリー

こうした特徴は、盛り上がりを見せているインバウンド対応として、多言語対応や地域・交通案内など、観光地や宿泊施設などでのコンシェルジュサービスとしての活用も期待される。

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