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イノベーション
2016.09.20

GANTZにアングリーバードも。VRなどで「体験」をウリにするコンテンツ展示企画

9月18日まで開催されていた今年の「東京ゲームショウ」。VRコーナーが初めて設けられるなど注目を集めていた。すでに発売されているHTC ViveやOculus Riftも話題だが、今後PlayStation VR、FOVEなど気になるコンテンツが続々登場する。

今後、作品の中に自分が入り込むようなコンテンツが増えてくることはたやすく予想できるが、気になるのはそのクオリティ。最近続けて映画の展示企画に体験型コンテンツが登場しているので紹介しよう。そこから、これからの新しい作品の楽しみ方を見ることができる。

GANTZの世界に転送される! VRとの相性ばっちりのアトラクション

死んだはずの人間たちと謎の星人との壮絶な死闘を描いた奥浩哉氏による大ヒットSF アクションコミック「GANTZ(ガンツ)」。その中でも特に人気を誇るエピソード「大阪編」がフル3DCGアニメーション「GANTZ:O」として10月14日から全国公開する。これを記念して開催されているのが、展覧会「映画公開記念特別展示GANTZ:O -驚愕の映像世界への転送体験-」だ。

ここではガンツ製造工場を彷彿とさせる体験エリア内で「GANTZ:O」の世界に擬似転送するガンツ型のVRアトラクション「GANTZ:O_VR」を楽しむことができる。

椅子に仕込まれたボディーソニックユニットにより映像コンテンツと連動して身体に直接振動が伝わってくる仕組で、高い実在感を実現している。ヘッドマウントディスプレイを装着しスタート。ブルブルと振動が伝わってくる転送シーンからいよいよアトラクションが始まるのだが、ガンツの世界にぐっと吸い込まれるような印象だ。

実際の映画の映像を使っているということで、その迫力は満点。ぐるぐると周りを見渡すと、細部まで再現されているその映像のクオリティに驚かされる。主人公である加藤勝の戦いに息を飲むシーンが続き、圧倒的な臨場感と恐怖を体験することができる。目の前に広がるガンツ濃度300%の驚愕の映像世界に、CGとの相性の良さを感じた。

空を飛ぶ感覚を疑似体験できる。ソニーの触覚提示技術に注目

一方、銀座のソニービル8階で開催されているのは世界中で人気のスマホゲーム「アングリーバード」の映画公開を記念したイベント、映画「アングリーバード」展。ここではアングリーバードの世界を疑似体験できるコーナーがある。ソニーの触覚提示技術を使い、キャラクターたちの映像と共に空飛ぶシーンを疑似体験できるというわけだ。

大型LEDビジョン前に設置された体験用装置に寝転がるように乗り込み、ヘッドセットとヘッドフォンを着用する。

映画のクライマックスである、飛べない鳥たちが盗まれたタマゴを取り戻すために、ゴムを使って空を飛ぶシーンを疑似体験することができる。ゴムに引っ張られる感覚や木にぶつかる感覚など、装置から伝わる感覚はとてもリアルで触覚提示技術の高さを感じることができる。

VRと触覚提示技術。それぞれ方法は違うが、共通しているのはどちらも作品の世界を疑似体験できるということだ。これからは映画やアートをただ見るだけではなく、その中に自分も入り混むという体験型のコンテンツが主流になるのだろう。また、そこに追いつく技術力の高さも感じることができるので、今後さらに期待できるジャンルであると言える。

■開催概要

映画公開記念特別展示 GANTZ:O -驚愕の映像世界への転送体験-
会場:SHINJUKU NEWoMan 5F LUMINE 0(新宿ニュウマン 5F ルミネゼロ)
会期:2016 年 9 月 14 日(水)〜10 月23日(日) 11:00〜21:00
入場:入場無料/VR アトラクションは900 円(税込/記念品付き)

映画「アングリーバード」展
会場:東京・銀座ソニービル 8F コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)他
会期:2016年9月17日(土)〜10月30日(日)11:00~19:00 
※8F OPUSについては、9月18日(日)、10月1日(土)、10月15(土)を除く
9月22日(木・祝)は17:00~19:00
入場:入場無料

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