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イノベーション
2016.08.31

メガネやドローンに装着。ニッチを攻めるIoTスタートアップ
<IoT H/W BIZ DAY2 レポート>

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2016年8月26日(金)にKADOKAWA富士見ビルで開催された「IoT H/W BIZ DAY2」。同イベントで行なわれた展示交流ブースに展示してあった製品についていくつか紹介する。注目を集めていたのは、既存製品に取り付けることでIoT化させるハードウェアたちだ。

※TOP画像は「BLINCAM」

「BLINCAM」で、手持ちのメガネを“ウェアラブルカメラ”へ

メガネ型のウェアラブルデバイスではなく、自分のメガネを使いたい! そんなこだわり派にとって、自分のお気に入りメガネに取り付けるだけで写真撮影機能を付与できるのがBLINCAM(ブリンカム)だ。

使い方はいたってシンプル。自分のメガネに合わせて、付属のアタッチメント(S/M/Lの3種類)から選んで装着。Bluetoothによってスマートフォンとペアリングし、「少し強めのウインク」または「両目のまばたき(通常のまばたきでは反応しない)」で写真撮影。撮影した写真は、BLINCAMの専用アプリ(製品と同時期の12月にリリース予定)に転送され、スマートフォンに保存される。

クラウドファンディングでの目標金額は1,000,000円だったにもかかわらず、15,940,000円(※)もの金額が集まっており、注目度の高い製品だ。

※2016年8月30日時点

2mmの薄さと0.7gの軽さでドローン取り付け目指すスピーカー「pzBASS」

Thrive(スライブ)のマイクロスピーカー「pzBASS」は、150Hz-20kHzまでの広帯域に対応しており、最大90dB/m以上の大音量で再生できる。展示されていた「B2512C」の質量は一つ0.7gと非常に軽い。平面スピーカーとしての特長も兼ね備えているので、遠近関係なくほとんど同じ音量に聞こえるのが特長だ。面白いのは、このスピーカーの使い道。「将来的には警視庁などがドローンで注意喚起を行う用途などで導入していきたい」とスタッフは話す。

ドローンにもこうしたサードパーティーが生まれつつあることが、ドローンが普及期に入った証ともいえるかもしれない。

「pzBASS B2512C」
ドローンだけでなく、ノートPCやコンパクトTVなどのガジェットにつけることも想定されていた。

モーターの動きをスマホアプリで操作する「Keigan Motor」

「自分でIoT 製品を作りたい!」そんな人にうれしいのが「Keigan Motor(ケイガンモーター)」。“動くモノやロボットを瞬時につくること”を目的とした開発中のモーター製品だ。Keigan Motorを「モノ」に取り付けることで、スマホアプリなどから操作できる。モーター自身に機能を割り当て、単体で決められた通りの動きの設定もできる。まさに「MaBeeee」のモーター版ともいうべきもの。

会場では動きが分かりやすいようにモーターの上に犬のオブジェを乗せて、犬を指示どおりに動かすデモをしていた。
小型カメラとタイヤを設置したバージョンも。遠隔で操作することでペットや子供、老人の見守りロボットとして利用できる。

2016年8月3日(水)にサイトをオープンしたばかりだが、今後は充実したソフトウェア開発環境も提供予定とのこと。Keigan Motorを使ったワークショップやハッカソンなども行われるのではないだろうか。

BLINCAM
https://www.makuake.com/project/blincaminc/

pzBASS
http://thrive.co.jp/

Keigan Motor
https://keigan-motor.com/ja/

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