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イノベーション
2016.09.12

IoTなシューズ「Orphe」が一般販売開始! その反響は?

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2016年9月9日(金)に一般販売が開始されたOrphe(オルフェ)は、株式会社 no new folk studioが2014年にクラウドファンディングで$110,000以上の資金を調達し、注目を集めたスマートフットウェアだ。発売日当日に、以前から先行予約を行なっていた伊勢丹新宿店で反響などを取材した。

伊勢丹新宿店本館6F催物場(イベントは2016年9月12日18時まで)

店頭では担当者が Orpheを履いて出迎えてくれた。有名スポーツメーカーからGlow In The Dark(蓄光)でアウトソールが光るモデルが出ているが、LEDで光るOrpheの輝きはそれらとは違い、眩しいくらいに光っていた。先ずはOrpheがどのような商品か解説を交えながら見ていこう。

催物場でもひときわ目立つ輝きを放っていた。

両足合計約100の個別制御可能なLED、Bluetooth通信モジュール、9軸モーションセンサーを内蔵したスマートフットウェアのOrphe。フルカラーLEDを使用しているので、豊かな光の表現が可能となっている。iOS、androidから出ている専用スマートフォンアプリから“SCENE”と呼ばれるプログラムを光と音の組み合わせでデザインする。

オリジナルのSCENEはクラウドで共有したり、アーティストが使用したSCENEをダウンロード(現在開発中)したりできる。

今後は無償でSDK(Software Development Kit)配布を予定しており、世界中のデベロッパーがOrpheに対応した独自のアプリケーションを自由に作成し、公開することが可能になるようだ。

iOSのSCENE選択画面

気になる稼働時間は1回(約1時間)の充電で、1〜5時間。SCENEによって稼働時間に差があるが、短時間で充電できるのはうれしい。充電方法はmicroUSBをシュータン裏に隠れているバッテリーに繋ぐだけ。

充電時はタンの裏にあるマジックテープを開けてケーブルを繋ぐ

バッテリーやLED、各種センサーが埋め込まれているということで重いものを想像していたが、実際に製品を手にするとその軽さに驚いた。普段スニーカーを履いている担当者も、履き心地は問題ないと話す。

重量は28.5cmの場合、約1.2kg

デザイン面にもこだわっていて、色は白と黒の2色展開。装飾を抑えて光を際立たせる意図があるようだ。今後はデザイナーなどとのコラボレーションも視野に入れているそう。伊勢丹新宿店では、過去にデザイナーの山本寛斎氏がデザインしたOrpheをインスタレーションとして展示している。

シンプルなデザインが高級感を醸し出している
山本寛斎氏がデザインしたOrpheを使った伊勢丹新宿店のインスタレーション

取材当日は平日のオープン直後ということでお客さんの反応は得られなかったが、伊勢丹がECサイトで行なった予約販売で総合ランキング2位を記録するなど売れ行きは好調。一般発売開始の時点で店頭販売分と合わせると、既に100足以上を販売しているという。

ビジュアルが先行してしまうOrpheだが、担当者はウェアラブル端末としての可能性にも触れていた。「靴がインターネットに繋がることで履く人の姿勢や体重移動などの身体情報がわかれば、姿勢矯正や歩き方や走り方の改善にも活かせる」

服を着替えるように靴の表情を変え、健康管理までできてしまうスマートスニーカーが街中に溢れる日も遠くないだろう。

ISETAN ONLINE STORE
www.isetan.co.jp

その他の取り扱い店舗は下記HPより

現段階で販売されているサイズは、23.5cm / 25.5cm /27.0cm / 28.5cm / 30.5cmの5つ

Orphe
http://orphe.shoes/

株式会社 no new folk studio
http://no-new-folk.com/#top

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