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2016.11.11

実は日本以上に進んでいる? おとなり韓国のIT事情
「Korea IT EXPO 2016セミナーレポート」~前編~

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韓国に広がるVRとホログラム

頭にかぶるヘッドマウントディスプレイを使ったVRも、韓国では着実に普及しつつあるという。たとえば、野球場でVRを使ってより楽しく臨場感があふれるコンテンツを楽しんだり、攻守交代の間にVRを使って野球チームを応援したり、ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)をかぶって空中に浮かんでいるモノを見ながら楽しむといった光景が現実のものとなっている。

サムスンが経営する「エバーランド」という遊園地では、VRを使ったアトラクションが登場した。椅子に座ってVR対応HMDを装着すると「世界で一番危ないジェットコースター」に乗っている気分を味わえるもので、体験した人によると、本当に落ちてしまうのではないかと思えるほどのリアリティがあってかなり怖いそうだ。

このアトラクションを初めて経験しようと並んでいる人の中には、目の前で椅子に座っているだけなのにVRを体験してオーバーアクションで怖がっている人々を見て爆笑することもあるとのこと。そして自分の番になってVRを体験し、その怖さを実体験してしまうと、笑えなくなるという。

VRとバーチャルデパートで買い物

デパートにもVRの波は押し寄せている。現代百貨店が実証実験として導入したVRでは、ヘッドマウントディスプレイをかぶると、目の前にデパートの売り場が出てくる。陳列されている商品が小さくて見づらいときには、瞬きをすることで、商品を大きく表示できる。視線を右に移すと、右に歩いているように店内を移動できるなど、目の動きだけでさまざまな動作が可能だという。

VRと似たものにホログラムがあるが、韓国では「Klive」と呼ばれるホログラム劇場がソウル市内にいくつかあるとのこと。

このホログラム劇場では、「BIGBANG」「東方神起」といった人気のK-POPアイドルたちのライブ映像を上映している。ホログラムによってアイドルと自分のツーショット合成写真を作るファンサービスは本物がその場にいるくらいリアルなので、中国や東南アジアから来たお客さんに人気があるそうだ。

VRやホログラムといった近未来の技術がすでに実生活に入り込んでいる。

趙氏の説明は、ここまででようやく半分ほど。この先さらに、次世代の携帯ネットワークやスマート家電、ロボット、そしてサイバーセキュリティなど続いていく。それらの詳細は後編で紹介しよう。

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