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テクノロジー
2016.10.28

primesap × インテル「Edison」による、テクノロジーがスポーツにもたらす未来とは

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アスリートのケガを未然に防ぐ「Live Trac」

primesapは医療テクノロジーを開発するスタートアップ企業。2015年5月には、インテルとAbbaLabによる「Edisonスカラシッププログラム」に取り組みが選ばれている。そんな背景をもとに開発されたソリューション「Live Trac」は、インテルのIoTデバイス向けシングルボードコンピュータ「Edison」を活用し、アスリートの選手生命を脅かすケガを未然に防ぐシステムだ。

10月27日に紀尾井町カンファレンスにて、primesapによる実例をもとにテクノロジーがスポーツにもたらす可能性を紹介するショートムービー”Chasing the Dream”の公開上映を行うとともに、ソリューションの事例を紹介する説明会が行われた。

 

 

この日登壇したのは、primesap 代表取締役の木村岳氏(以下、木村氏)、昭和大学医学部 客員教授でprimesapの最高医学責任者として同プロジェクトにかかわる渡辺幹彦氏(以下、渡辺氏)、ショートムービーに出演している元プロ野球選手で、現在は理学療法士として活躍している栗田聡氏(以下、栗田氏)の3名。

ショートムービーの上映後は、3名によりテクノロジーがスポーツにもたらす可能性などについての話が展開された。

左から木村氏、渡辺氏、栗田氏

アスリートを目指す夢を閉ざさせないために

人生のすべてを野球に捧げていた栗田氏は、ドラフト1位指名を受けプロ野球に入団。球界を代表する選手となるはずだったのに1軍デビューの直前に肩を痛め、その後現役を引退することとなった。

今の栗田氏の夢は、アスリートを夢見る少年たちの将来が、自分のようにケガによって閉ざされない方法をみつけることだという。

Primesapが開発した「Live Trac」は、アスリートの身体にセンサを取りつけ筋骨格の動作測定をし、正確な動きを分析することで負担がかかる場所を把握するというもの。これによって、アスリートのフォームやテクニックなど細かい動きを矯正できるため、無駄な負荷をそぎ落としケガをしてしまう前に予防することができる。

Edisonの魅力は、数あるIoTデバイスの中で高速プロセッサと無線モジュール、大容量ストレージを内蔵している点。さらに高速動作測定が必要な場合でも、複数センサーを安定管理しデータを内部処理する演算キャパシティだ。木村氏は「Edisonを活用することによって、これまで見えなかったものも見えるようになった」と語った。

詳細に解析された投球フォームがモニターに表示

近年、このようなテクノロジーによって、人間の身体の動きをデジタル化し日常の動きを把握することが可能となった。渡辺氏は2017年の春をめどに、院内にスポーツメディカルラボを設立し、今回の技術を用いて整形外科的に正しいアスリートの解析と、これに基づく指導準備を計画しているという。

「リハビリ行う際、回復具合のチェックを毎回リアルタイムで行えば、さまざまなアプローチが可能になる。アスリートはもちろん、一般の人も身体の動きというのは基本的に同じ。正しい動作を解析してフィードバックすることで、ケガは未然に防ぐことができ多くの人が健康になっていくのでは」。(渡辺氏)

わたしたちの生活は自動運転やスマートハウスなど、さまざまなテクノロジーによって発展し続けている。「Live Trac」のようなソリューションの登場によって、健康面での不安が解消され、さらに快適で安心安全な生活を手に入れることも可能となる。

「Live Trac」現在はアスリートを対象としたソリューションだが、今後は人間の動作をビックデータ化し、AIへの活用や見守りシステムとしての活用などの展開をしていくとのこと。

 

 

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