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イノベーション
2018.02.15

メルカリの新サービスでいつでも気軽に自転車レンタル
オンデマンドシェアサイクルサービス「メルチャリ」提供開始

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メルカリのグループ会社であるソウゾウが、オンデマンドシェアサイクルサービス「メルチャリ」を2月27日に提供開始すると発表した。第一弾の導入都市は福岡市となる。

フリマアプリ「メルカリ」や、地域コミュニティアプリ「メルカリ アッテ」の開発、提供などを通じてあらゆるモノやサービスなど資源の有効活用を促進する事業を展開してきたメルカリ。メルチャリの提供を通じてオンデマンドシェアサイクル事業に参入することで、より日常的なシーンで利用できる、リアルな場でのシェアリングエコノミーの促進を目指す。

メルチャリはフリマアプリ「メルカリ」のIDとも連携する。「メルカリ」ユーザーは既存のアカウントでかんたんに利用可能。利用方法は以下の通り。

■サービスの利用方法
1. メルチャリアプリをダウンロード。
2. メルチャリアプリを使い、街中にある自転車を見つける。
3. サドルの下にある鍵を開けてライド開始。
4. 専用ポートに停め、鍵をかけるだけでライド終了。

メルチャリの使い方(画像はプレスリリースより引用)

※メルチャリアプリはApp Storeに近日公開予定(サービス開始時はiOS版のみ。Android版アプリは2018年初夏に提供予定)。
※利用料金は4円/分。クレジットカード払い、コンビニ払い、ATM払いに順次対応。

スマートフォンアプリ内のマップに記載されている専用ポートで自動車を借り、使い終わったら目的地近くのポートに返却するだけ。鍵の解除はアプリ内で発行されるQRコードで行なえるようになっており、「借りる」から「返す」まで、スマートフォン一つで完結する。

自転車を探すところから返却まで、スマホアプリ内で完結(画像はプレスリリースより引用)

自主的な放置自転車の移動や違反報告など、ユーザーのアクションに応じてメルチャリ内で貯まるマイルやメルカリポイントを付与。アクション履歴やマイルの累積状況はアプリ内で随時確認することができる。日常的にユーザー同士でサービス運営を助け合う仕組みだ。

メルチャリでレンタルできるのは20インチ、3段階ギア付きの赤い自転車。コネクティッド・ロックの開発や関連サービスを手掛けるtsumugのスマートロックを搭載している。大きく入ったメルチャリのロゴがトレードマーク。

各自転車にはGPSが内蔵されており、常時自転車の駐輪場所を把握できる仕組み。放置・違法駐輪されている自転車や故障車は随時サポートトラックが移動・回収することで、各ポートを最適な状態に保つ。

加えてカスタマーサポートによる365日の監視も実施。万一の事故や怪我に備えてシェアサイクル専用の保険も付保し、突然の故障やトラブル時にもユーザーが安心してサービスを利用できるよう備える。

メルチャリでレンタルできる自転車(画像はプレスリリースより引用)

福岡市が第一弾のメルチャリ展開都市に選ばれたのは、2017年よりメルカリのカスタマーサポートの拠点があったことに加え、充実した都市機能がコンパクトに整っていて、自転車移動に適したフラットな都市だったから、ということだ。

一方で、福岡市は野球やコンサートなどのイベント開催時にはバスやタクシーなどの公共交通機関が混雑しやすいという顕在化した交通課題も抱えていた。メルチャリの提供によってそうした状況を改善し、福岡市の経済やまちづくりなど、地域の活性化に広く貢献することを期待しているとのこと。

それに伴い、メルチャリは地域の民間企業や個人に対してポート提供を募っている。個人宅や店舗の軒先など、地域の人々が大小問わずスペースを提供することで、街により多くのポートを設置し、いつでもどこでも乗りたいときにすぐ自転車を利用出来る体験の提供を目指す。

中国では爆発的人気を誇る、シェアサイクルサービス。日本でも、都心部にお住いの方なら「ドコモ・バイクシェア」のポートや赤い専用自転車を見かけたことのある方もいるかもしれない。

昨年末にはLINEと「Mobike」(中国発祥のシェアサイクルサービス大手)日本法人との提携も発表された。まさに今年、本格的に日本でのシェアサイクル導入が始まろうとしているのだ。

メルチャリは今後、サービスの利便性向上に取り組むとともに、順次ほかの地域へも展開していくという。発展していけるかどうかは、ユーザーの一人一人が「地域全体で育てていくサービス」という意識を持って利用できるかどうかにかかっているだろう。

一口に日本と言っても、地域ごとに交通事情や需要は大きく異なるはず。メルチャリに限らず、実際に導入してみないと分からない部分も多いシェアサイクルサービスだが、それだけに多大な可能性も秘めている。各社サービス内容の拡充だけでなく、慎重に導入地域の選定を行なう必要がありそうだ。

【参考URL】

・メルチャリ公式サイト:https://merchari.bike/
・メルチャリポート公募ページ:https://merchari.bike/portowner/

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