IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

テクノロジー
2018.01.11

今度は靴! 続々登場、AI搭載ウェアラブルデバイス
日本のスタートアップ企業によるIoTシューズのプラットフォーム

BY

より身近で実用的なAI搭載デバイスへ

これまではORPHEと言えば以下の動画のような、ダンサーやパフォーマーのための「光る靴」という印象が強かった。(水曜日のカンパネラやAKB48といった人気アーティストやアイドルの舞台でパフォーマンスに使用されている)。言ってしまえば、ごく限られたユーザー向けの製品だったわけだ。

Orphe Smart footwear for Artists & Performers

しかし今回発表されたORPHE TRACKは一転、広いユーザーに受け入れられそうな製品郡。ウォーキングやランニングは手軽に始められる運動として老若男女から支持されているし、健康志向の高まる昨今その人気は高まるばかり。

そもそも靴は誰もが社会生活を送るため、一足以上は所持している。AIが搭載される意味や意義を理解しやすいのだ。ともすれば流行のスマートスピーカーよりも、「欲しい」と思う層は多いだろう。

また、各メーカーがしのぎを削るスポーツシューズ開発そのものに取り組むのではなく、プラットフォーム開発に特化した点にも、no new folk studioの勝機があると言えよう。

普及を目指す際、第一のハードルとなるのはORPHE COREの堅牢さや価格(現状、販売価格未定)だろうか。靴に内蔵するということは当然、常に振動や衝撃に晒される上に高温多湿になりがちという、ハードな環境に耐えられる必要がある。もちろん、安価であるに越したことはない。

当然これらは織り込み済みだろうが、せっかくの取り外し可能なデバイス。頻繁に買い替えや修理が必要になってくるようでは、実用的とは言えない。逆に言えば堅牢で実用的なデバイスならば、多少高価でも購入してみようと思わせることができるはず。靴は毎日使う物であり、「毎日使う物」「長く使える物」へは投資しても良いと考える消費者は多いからだ。

今後はランニングを主としたスポーツ、フィットネス、ヘルスケアといった用途を中心に、運動解析や行動解析、移動経路解析(道案内、見守り)といった様々な機能を提供していく予定とのこと。

より生活に密着した、人間の「歩き」に注目したIoTプラットフォーム。2018年夏に予定されている実用化、並びに普及が待ち遠しいところだ。
 

あわせてお読みください

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

話題のキーワード

注目連載

あわせてお読みください

IoTニュース

三菱重工航空エンジン、SASのAIテクノロジーでスマートファクトリー化を促進
三菱重工航空エンジン、工場のIoTデータ分析にSASのデータ分析ソフトを導入 | IT Leaders
IoT市場の開拓強化に乗り出したSAP日本法人
IoTで手術をスマート化 - 信州大学がスマート治療室の実証を開始
シーメンスとAlibaba Cloud、産業用IoTで提携
IoTで富士山の混雑・温湿度を”見える化”、KDDIなど
FiNCと中部電力、ヘルスケアサービス開発で業務提携(ニュース)
IoT人気記事ランキング|プラットフォーム元年、産業別プラットフォーム構築の勘所など[7/2-7/8]
現場をゲリラ豪雨や熱中症から守れ! ウェザーニューズとKDDIがセンサーと予報を使ったIoTサービス
急増するIoT機器への攻撃、対策に不可欠な法的整備とは?
2018年6月の3本:KDDIと日立がグローバルIoT事業で協業/富士通がクラウドサービスを刷新/NECがシリコンバレーで新事業開発会社を設立 | IT Leaders
IoT時代のビルシステム向けセキュリティ対策、NTTセキュリティらが提供
大阪ガス、AI・IoTを活用した位置情報の見守りサービス
IoT事業創造の一大拠点に――「柏の葉スマートシティ」の挑戦
農業ロボットはどう役立つ?現状と課題、最新事例を整理する
中小企業の働き方改革、ITツールと行政支援でできること~「IoT/RPA 働き方改革で創る、地域社会の未来のためのセミナー」レポート2

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。