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テクノロジー
2017.12.15

AR空間に残したメモで情報共有。ノウハウの伝授にも
エム・ソフトがARコミュニケーションアプリ「STag」を開発

この度、10年以上にわたりAR開発を行なってきたエム・ソフトが新しいARコミュニケーションアプリ「STag」を発表した。STagを起動すると3Dスキャンで空間を把握し、空間上のどこにでも自由にメモを残すことができ、残したメモは他のユーザーにも共有することで、空間に紐づいた情報伝達やコミュニケーションが可能となる。

Stagの特徴は以下の通りだ。

■空間を3Dスキャンし、メモを残すことができる
残したメモは空間ごと記憶しているため、同じ場所であれば、何度でもメモを確認できる

■残したメモを他のユーザーと共有できる
スマートフォンやタブレットなど、クラウド連携ができた端末同士であれば、どの端末でも同じ位置でメモを確認できる

■3Dデータ確認
今いる場所をスキャンして、立体的に空間を測位できる。スキャンした空間データは、3Dメッシュデータとして空間を俯瞰したり、自由にアングルを変えてメモ位置を立体的に確認できる

■360度カメラ連携
RICOH THETAとの連携により、アプリから360度写真を撮影することができる。撮影した360度写真には、メモが反映されるため、現地を訪れなくてもメモの位置を確認することが可能となる(現在開発中)

■クラウド連携
テキストや写真などの保存には、エム・ソフトが提供しているクラウドサービス「ちょこっとCLOUD」をはじめ、外部データベースとの連携などのユーザーの環境に合わせたカスタマイズができる

例えばメンテナンスなどの業務では、点検個所に直接点検ポイントを詳しくメモできる。ベテラン作業者があらかじめ点検個所やその点検ポイントをメモに残しておくことで、その後に担当となったビギナーの作業者でも「STag」を使えばベテラン作業者の残した情報を同じ場所で確認することができるようになる。

これにより、ビギナーの作業者は点検個所の見落としなくベテラン作業者と同等の作業を確実に行うことができるようになる。また、点検記録の入力も行うことができるため、建築・建設・住宅・工事・メンテナンスといった様々な産業分野への展開も期待できる。

他にも観光地でこのアプリを起動し、スマートフォンをかざせば観光情報を取得できるというような使い方も想像できる。今回紹介したSTagのように、様々なシーンでバーチャルとリアルの融合によるコミュニケーション手段が広がっていきそうだ。

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